2006年の高校野球夏の選手権大会の決勝で、田中将大投手がいた駒大苫小牧と対戦した早稲田実業のエースだった斎藤佑樹投手。引き分け再試合の激闘の末、決勝戦を勝ち抜き、高校野球日本一の栄冠を手にしました。その後決勝で投げあった田中将大投手は東北楽天ゴールデンイーグルスへ入団し、斎藤佑樹投手は早稲田大学に進学し、大学野球のエースとして活躍したあと、北海道日本ハムファイターズへ入団しました。田中将大投手はイーグルスのエースとして活躍し、2013年には今も語り継がれているシーズン負け無しの24連勝という驚異的な数字を残し、球団創設初の日本一に導きました。一方で斎藤佑樹投手はなかなか状態が上向かず、ファームでの調整が続いていました。かつてファイターズは常勝球団として黄金期を迎えていましたが、そこに彼が投げる姿は見られませんでした。私もなにかきっかけをつかめば、大いに活躍できると思ってましたが、残念ですね。まーくんが日本球界に復帰したので、これから幾度となく、対戦が見られると思ってましたが、見られなくなりましたね…。斎藤投手は、記録よりも記憶に残る選手なんだろうなと思います。これからは長く苦しんだぶん、不審に陥った選手の苦しみや悩みもわかると思いますので、いつかは再びユニホームを着て、コーチなどで復帰してほしいなと思います。
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