今日は長崎で原爆が炸裂してから76回目の平和祈念の日。昭和20年8月9日、午前11時02分、長崎市上空で原子爆弾が投下され、広島についで世界手間2番目の被爆地となりました。たった一発の原爆で十数万人も木の命が瞬時に失われました。
長崎原爆で被爆された方々は「長崎を世界で最後の被爆地にしなければいけない」と訴えておられます。
しかし、世界の核保有国の首脳は、被爆者の願いも虚しく、核抑止力がもたらす幻想に固執し、核の傘に隠れている国々も核兵器は必要だと言って核兵器削減には後ろ向きな姿勢を見せています。核兵器禁止条約が発行し、少しずつ核軍縮に向けた動きも見えていますが、まだまだ道のりは遠く険しいと言わざるを得ない状態が続いています。それでも被爆者の方々は残された時間を振り絞って、懸命に声を上げ続けておられます。私達がこの被爆者の方々の思いをついで、核兵器を削減するように声を上げ続けていかなくてはいけないと思います。
