勝手なことをした方が問題…JR東海・新幹線運転士の体調急変問題

 JR東海東海道新幹線で、東京から新大阪に向かっていた下りのひかり号の運転士が、体調が悪化して乗務中にトイレに行って、その間、資格のない車掌が代わって運転操作を依頼した問題で、JR東海は今日、「勝手なことをした方が問題」との認識を示しました。本来は運転指令所に連絡をして、指示を仰ぐことになっているそうなんですが、急変した場合、指令所に連絡して、指示を仰ぐような時間的、心理的余裕があるのかっていうことと、この運転士は、指令所に連絡するのがしにくかったって言っていますが。確かに生理現象を伝えるというのは、心理的に抵抗があると思います。今は利益最優先で、乗務員も最低限の人数で乗務しているのが実情だろうと思います。でも、ほかの交通機関でもたびたび指摘されてきましたが、乗務員を最小限に抑えて利益ばかりを追求した結果が重大事故を引き起こすといったことが、たびたび句r値返されてきました。JR東海はコロナの影響で屋台骨である東海道新幹線や、在来線の特急列車の利用客が大幅に落ち込み、経営的には厳しい状態が続いています。また、JR東海全体を見てみても、新幹線は航空機との激しい競争にさらされてますし、名古屋~大阪間の輸送では、近鉄特急との競争もあります。また、中京圏名鉄近鉄との激しい競争にさらされています。必要最低限の人員で利益を上げたいというのも理解できますが、乗務員も人間です。万が一のことが起こることだってありうるわけです。運転士だけでなく車掌にも運転士の資格を取らせて、万が一の時に、素早く対応できるようにするか、運転士は二人乗務させることを考えなくてはいけないんでしょうか。航空機のパイロットは二人乗務が基本ですけどね…。もう少し働き易さを考えなければ、いつか重大事故を引き起こす息がする私です。