sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

雑学クイズ科学編

 まずは前回の答え合わせからです。前回はおおいぬ座の一等星シリウスの日本語訳と、シリウスの昔から伝えられている和名を当てる問題でしたが、答えは、まずシリウスの日本語訳ですが、焼き焦がすもの・光り輝くものという意味です。それは、太陽を除く地球から見える恒星の中では、一番明るく光り輝いているためで、青白く輝く様子から名づけられました。そして日本に古くから伝わる和名として、大星・青星というのがあるほか、中国では天狼とも呼ばれています。このシリウス、地球からは8.5光年という至近距離にあり、太陽の2倍の質量があることが分かっています。今は見ることができませんが、冬になると、南の空を見上げると、明るく光り輝いているので、一目でわかります。ぜひその光輝く様子をご覧になってくださいね。

 

 では今回の問題。今回は星までの距離の測り方についての問題です。地球から星までの距離を表す言葉として、「光年」単位が使われます。1光年とは、光の速さで1年かかる距離ということですが、では、星までの距離はどうやって測るのでしょうか。

 ちなみに私たちに身近な天体である月や太陽にはレーザー光線を当てて、反射して帰ってくるまでの時間を計測して、それで距離を割り出しています。でも、遠く離れた星にレーダーを当てても反射して帰ってくるまで、ものすごく長い時間がかかりますからね。レーダーで計測するというのは不向きですし、遠く離れた天体にレーダーを照射しても、確実に照射するのはかなり難しいですからね。さて、どうやって星までの距離を測っているんでしょうか?