男の美学

 今日、ネットニュースで1990年にプロ野球選手を引退された、元ロッテオリオンズのエース、村田兆治さんのことが書かれていました。村田さんはロッテのエースとして長年活躍されて、引退した年の1990年でも10勝を挙げていましたので、私自身もまだまだ投げるんだろうなって思ってましたし、周りの人もそう思っておられたと思います。引退したときの年齢が40歳。球速も球威も全く衰えを見せない中での引退でした。その村田さんが引退した時のことを語っていたんですが、周囲はまだまだやれるとみていた中での引退について「変化球主体であれば、まだ数年は投げられたと思う。でもそれは自分の考える村田兆治ではない。私はあくまで先発完投型のぴうっちゃーで、直球主体のピッチングが自分の基本。その基本を投げ捨ててまで、現役にこだわることは考えなかった。もし慈雨分がピッチングを変えていたら、それはファンを裏切ることになる。そう話されていました。私は村田さんの現役当時の直球の凄さは、テレビで何度も見ていたのでよく知っていますが、その直球の威力がなくなった時が自分の引退時だって思っていらしたようで、まだまだやれるというところで潔く身を引くというのは、おちょこの美学を貫いたんだなって思いました。村田さんがもし、今のようにWBCや、プレミア12のような日本代表を組んで出場するような試合があったとしたら、間違いなくエースピッチャーだったでしょうね。今後は二日隠代表、侍ジャパンを支えるスタッフとして活躍してほしいですし、またいつか、ユニホームを着て、監督として現場に復帰してほしいなって思います。