旭川市で起きたいじめ自殺事件

 今日のヤフーニュースで取り上げられていた記事なんですが、北海道旭川市で起きた悲惨で陰湿ないじめで亡くなった中学生の女の子のことが取り上げられていました。

  亡くなったのは旭川市の女子中学生廣瀬さあやさん。同級生などからいじめを受けていて、無理やり上半身裸の動画を撮影されて、ネットのばらまかれたり、オナニーをするように脅されて、その行為を撮影されて、これもネットで拡散されたり、かなりえげつないいじめを受けていたそうです。

 「今までのことをまだ知らない人に話すから。画像をもっと全校生徒に流すから」と加害生徒の女子が言ったら、さあやさんは「やめてください」と訴えたそうです。そしたら加害生徒は「死ね」といったそうです。さあやさんが「わかりました。じゃあ死ぬから画像を消してください」と答えたんだそうですが、別の生徒が「死ぬ気もねえのに死ぬとか言うなよ」とあおって、そこから集まった全員にあおられてさあやさんは柵を乗り越え、コンクリートの土手を降り、川に飛び込んだそうです。自殺未遂というよりは、いじめ加害者から逃げるためには、川に飛び込むしかなかったと、お母さんは話されています。

 川へ飛び込む直前、さあやさんは中学校に「助けてください」と、助けを求める電話をしています。学校から連絡を受けたお母さんもすぐに現場の川に行ったそうです。

お母さんが川に着いたときは、さあやさんは男の先生に抱きかかえられていて、着ていたジャージはずぶぬれで川から引き揚げられた直後ということでした。さあやさんは「もう死にたい」と泣き叫んでいて、その様子を加害生徒らは公園側の遊歩道から策越しに見ていただけだったといいます。

 

 この事件を川の対岸から目撃した人がいたそうです。目撃した人がさあやさんを心配して、警察に通報したということです。幸いさあやさんに大きなけがはなかったそうですが、いじめ発覚を恐れた加害者ら母、のちに駆けつけた警察官に対して「この子はお母さんから虐待を受けていて、虐待がつらいから死にたくて飛び込んだ」と虚偽の説明をしたといいます。そして警察の方も、加害少年の虚偽証言をうのみにしてしまい、さあやさんの入院した病院に付き添うことを止められたといいます。その後証言が虚偽だったことが判明しさあやさんに面会することが許されたということです。

 事件の後、さあやさんのスマホがお母さんのところに返却されたそうで、お母さんが電源を入れましたが、当時川周辺で警察に「さあやの友達だ」と証言していた加害者からは心配するメッセージなどは一切なく不審に思ってラインを開くと、いじめの証拠が残っていたそうです。

 これを契機に警察も事件として認知し、事件から数日後、さあやさんのスマホのデータからいじめの事実をつかんだ旭川中央署少年課が捜査を開始。当初加害者どもは自身のスマホを初期化するなど証拠隠滅を図りましたが、警察がそのデータを復元し、彼らがとったわいせつ動画や画像の存在が明らかになりました。そして刑事らによっていじめに加わった中学生と小学生全員が聴取を受け、初めていじめの全容がお母さんにも明らかにされました。さあやさんの上半身裸の画像や、下半身を露出させた写真などが多数あったということです。

 

 捜査の結果、わいせつ画像を送ることを強要した加害者の男は児童ポルノにかかわる法律違反、児童ポルノ製造の法律違反にかかわる法律に該当しましたが、当時14歳未満で刑事責任を問えず、触法少年という扱いになり、厳重注意を受けたということです。このほかの男子、加害者どもも強要罪に当たるかどうかが調べられましたが、現場となった公園はその後小学生の立ち入りが禁止されましたが、加害者側は誰一人処罰されなかったそうです。このことで加害者どもは全く反省しておらず、捜査終了後、加害者の一人がパソコンのバックアップからデータを復元して再び加害者どものチャットグループに再び拡散、さらにわいせつ画像の流出が続いたといいます。

 結局、退院したさあやさんとお母さんは2019年9月に引っ越し、市内の別の中学校に転校することになりました。さあやさんはいじめの後遺症に苦しめられ、医者からはPTSDと診断されました。新しい学校に通うこともできず、自宅でひきこもる生活が続いたといいます。その後一年以上にわたってPTSDに苦しんださあやさんは2月23日に失踪し、3月23日に変わり果てた姿で見つかったといいます。

 

大事な人生を踏みつぶされて、後遺症に悩まされ、苦しみながら自らの命を絶たなければならなかったこの事件。何とも言いようのない怒りがこみ上げてきます。失踪した当時、旭川市はー17度というまさに凍てつくような寒さだったそうですが、さあやさんは家を出るときは、もう死を覚悟していたんでしょうか、薄着だったといいます。失踪してから発見まで時間がかかったのは大雪で、倒れていたさあやさんを雪が覆い隠してしまい、発見が遅れてしまったそうです。

 今この事件の加害者は何を思い、何を感じているのかわかりませんが、こんな奴に更生を期待するのは無駄であり、無理な気がします。それと同時にこの事件の加害者の中に小学生がいたということに驚きを感じました。自分の目の前で起こっている出来事に対して、何の痛みも感じなかったのかと思うと、恐ろしさを感じます。

 この事件でも少年法という法律が被害者にとって大きな壁になってしまっているような気がします。私は物の善悪の判断もできる年齢であれば、少年だったとしても、刑事裁判を受けさせるべきであり、加害者に手厚い保護なんか必要ないと思います。この加害者も全員報道陣の前に姿を現して、なぜこのような事件を引き起こしたのか、洗いざらい自分の口から自分の言葉で話しなさい。そして、この加害者どもの親も逃げたり隠れたりせずに、表に出てこいと。そして自分の子供が引き起こした事件に対して、どのような責任を取っていくのか、どのように謝罪していくのかすべて話せって思います。法律では裁けなくても、世間はこの加害者絶対に許さないです。

※被害にあって苦しい思いを抱えて亡くなったさあやさんが天国で暖かく優しい毎日を遅れるように願いを込めて、文字の色を変えてみました。