昨日明らかになった、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式をプロデュースする佐々木氏による、タレントの渡辺直美さんの容姿を侮辱する演出を企画した内容が明らかになりましたね。散々この演出を出したときにたたかれたといってましが、そりゃー当たり前でしょう。この問題が発覚した後、渡辺さんに対して謝罪し、辞退する意向を明らかにしましたが、いまだにこのような性別や容姿などで差別する風潮が残っているんですね。オリンピック・パラリンピックはあらゆる差別を禁止していますが、オリンピック・パラリンピックの開催理念を全く理解してないんでしょうね。こんな奴らにオリンピック・パラリンピックの理念を理解しろっていうのも無理でしょうし、世界融和を唱える開会式や閉会式で、もしこのような演出が発覚せずに披露されたら、日本人のいい恥さらしじゃないかと思います。本当情けないですよね。いい大人がこのような差別をするんですから、子供に対して差別はいけない・いじめはいけないとか言っても、子供の心に響かないですよね。
それにしても、なぜこのような演出をしようと思ったのか、凡人である私には、まったく理解できないんですが…。
今後は後任の人事を早急に進めて、大会までに間に合わせなければなりませんが、開催されれば、開幕まであと4か月しか時間がない中で、どのような演出をし、披露するのかを決めなければならないので、大丈夫なのかっていう気がします。ここはもう一度、当初開閉会式をプロデュースすることに決まっていた、狂言師の野村万斉さんにお願いしてみてはどうかという気がします。
一方の当事者である渡辺さんは大人の対応をしたなって思います。自分の容姿に自信を持っているというか、自分というキャラを大事にしているっていうか…。やっぱり世界を股にかけて活躍する人はスケールも、心も大きいですね。
