sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

うっせぇわ

 ここのところ大きな話題となっている、うっせぇわという曲。思春期特有の反抗期のことを歌った曲で、子供に聴かせたくないという意見や、肯定的にとらえる意見などが寄せらているそうですが、子育て世代の親からは、聴かせたくないという否定的な意見が数多く寄せられているそうです。確かに歌詞を見てみると、大人を批判するような内容であったり、大人に対してため口をきくような内容であったりですが、果たして本当に子供に聴かせたくない曲なのか、この曲を聴いている当事者の子供たがなぜ入れ込むのか、考えてみてはどうかと思います。

 私が中学生のころは、尾崎豊さんの卒業や15の夜などといった曲が私たちの世代ではやり、学校の教育へのあからさまな批判ということで、当時の大人たちは聴いてはいけないなどと、尾崎さんの楽曲からなるべく遠ざけようとしてましたが、私たちは大人の言うことや批判に目もくれず「好きな音楽を聴くのに何が悪い」という感じで聴いてました。それで大人になって何か問題があったかというと、別に問題なく大人になって、子供が生まれて今に至ってます。私たちは尾崎さんの曲に、この当時問題になっていた、理不尽な校則やいいようのない怒りを代弁してくれただけで、この曲を聴いたから何か悪いことをしようとか、そんなことは全く考えていなかったです。

 それからまたしばらく時間がたって、今度はクレヨンしんちゃんで、しんちゃんの言葉遣いが大人を馬鹿にしているとか、問題になったことがありましたが、この時も子供たちに見せたくない番組として常に上位にランキングしてました。でも、今ではしんちゃんも市民権を得て、普通に否定的な意見などもあまり聞かなくなって、毎週放送されてますよね。

 今、子育て真っ最中の世代も、このように自分が子供だった頃、同じようなことをしていたわけで、大人になって子供が生まれて、うっせぇわっていう曲を聴いて、反抗的な内容の歌だと、頭ごなしに決めてしまわずに、何が子供たちの心をつかんでいるのか、じっくり考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。私は今の子供たちの思っていることを代弁しているだけだと思いますが。