オリンピック組織委員会の森会長の「女性が多くいる理事会は時間がかかる」という女性蔑視発言。聖火リレーのランナーの参加辞退や、ボランティアの事態など、大きな波紋が広がっています。森氏の発言がオリンピックやパラリンピックの掲げる理念を否定し、スポーツを通して国際平和に寄与し、あらゆる差別を認めないという理念にも反するものだというのは普通に考えたら当たり前の言おうな感じがすますが、このような不適切な発言が飛び出したにもかかわらず、なぜＪOCは森氏を更迭するなどの措置をとらないのか、私には不思議で仕方がないです。JOCは森氏の言いなりなのか、或は自浄機能が全くないのか、機能不全に陥っているのか、私にはわかりませんが、少なくとも国際社会には、日本人は差別対策に消極的で、JOCも黙認しているとみなされても仕方がないのではないかと思います。私は森氏を更迭して、管轄をスポーツ庁の室伏長官に一任すべきではないかと思います。オリンピアンだと、これからオリンピック出場を目指すアスリートの考えも理解できるでしょうし、女性の登用も積極的に推し進めるのではないかと思います。
女性がいる理事会は時間がかかる。私は時間がかかるということは、それだけ活発な意見交換ができている証拠だと思いますし、男性でも、くだらないことをグダグダ言って、いつまでも同じような質問を繰り返す奴がいるのも、身をもって経験してます。
私は、息子のグループホーム建設時の理事会で書記を担当したんですが、男性で本当に今そんなことを質問する必要があるの?と思うようなことを質問して、議事の進行を遅らせて、建設のＧOサインが出るまで、本当に時間がか帰りましたよ。障害のある子どもを育てているシングルマザーや、シングルファザーにとって、親である私たちの老いや体力的な衰えっていうのは、切実な問題であり、少しでも建設を早く進めて欲しいという思いもあって、一向に進まない理事会に、正直焦りを感じてましたが、足を引っ張ったのは、女性ではなく、二人の親が揃っている障害者の親のうち、父親が議事を引き延ばしてました。多分私の思うに、何かあって、経営がうまくいかなくなっても、自分たちに責任を擦り付けるなって言う事が言いたかったのではないかと思いますが、今は少しずつグループホームの経営も安定してきていて、私としては、安心して息子を私がいなくなった後も任せられるところができてよかったと思います。
何も理事会で時間をかかるのは、女性が多いからという理由だけではないと思います。このような時代錯誤も甚だしい、すっとぼけた老人はさっさと辞職してもらいたいです。辞職しないというのであれば、ＪOCが更迭するべきです。
