スタジオジブリ作品の人気長編アニメ、紅の豚の主人公ポルコロッソを演じ、人気の森山周一郎さんが肺炎のため亡くなられました。紅の豚では、飛ばねぇ豚はただの豚だという名セリフを残しました。男のかっこいい生き方を描いた作品でしたよね。夢を追いかける男の生きざまが描かれていて、見る者を惹きつける作品です。
それともうひとつ森山さんが出演されたアニメーション映画で印象深かったのは、さよなら銀河鉄道999の序盤に登場する老パルチザン。鉄郎が再び999号に乗るため、メガロポリス向かうのを助ける役でしたが、機械化人を倒すという信念のもと、旅立っていく鉄郎に未来を託して、自分の身を犠牲にして、メガロポリスを走りだした999号に乗せたんですよね。あの老パルチザン兵の役は、森山さんにしかできない役柄だろうと思います。
この他にも重厚な役柄を演じることが多かった森山さん。渋い役柄が多かったですよね。また一人、私の好きな声優さんが旅立っていかれました。残念ですね…。多分森山さんを偲んで、森山さんが出演された作品が放送されるかもしれませんが、今度の休みは熊毛の方に出かけるので、車の中でさよなら銀河鉄道999のＤVDを再生させながら行ってこようかなと思います。今までたくさんの夢と希望を私たちに与えてくださって本当にありがとうござました。どうか安らかにお眠りください。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
