sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

笹子トンネル天上板崩落事故から8年

 中央自動車道の笹子トンネルの天上板が崩落し、9人の方が亡くなるという大惨事が発生してから8年になりました。天上版の崩落の原因は老朽化もあったのではないかと言われていますが、施設がどれだけ老朽化しているのかは、私達にはわかりません。交通インフラを受け持つ各事業者には、二度とこのような事故が起きないようにと願うばかりです。

 昨日でしたっけ?NHKクローズアップ現代+で、橋やトンネルの老朽化が進んで、補修が必要な施設がおびただしい数に上るということが放送されてましたが、どの施設にどれだけの予算をかけるのかと言った問題もありますし、マンパワーが足りないという問題もあります。また、補修したところから再びひび割れなどが見つかるケースも相次いでおり、早急な対策が必要な状態になっています。その老朽化している施設のほとんどが、高度経済成長の時代につくられたものばかりで、建設されてから40年とか50年たっている施設が多数を占めています。この時代につくられた交通インフラには、海の砂が使われており、中の鉄筋が腐食しやすいなどの問題もあります。

 また、老朽化した施設は道路交通インフラだけでなく、鉄道でもいえることで、近年多発する豪雨災害では、古い鉄橋が流されるなどの影響が出ています。こういった交通インフラを守るためにも、国はしっかりと予算をつけて、新しい道路の建設はいったん白紙に戻して、今の交通インフラの再整備に予算を投じるべきでは中と思う私です。そうでもしないと、同じような悲劇が必ずどこかで起きますよ。