兵庫県宝塚市立中学校の柔道部顧問が、差し入れで柔道部に送られてきたアイスクリームを無断で食べてしまった一年生部員に対して30分以上に渡って寝技などの柔道技をかけ続け、背骨を骨折する全治3ヶ月の重症を追わせていたことが明らかになりました。なんでもアイスクリームが減っていることに気が付き、部員を厳しく問い詰めたところ、一年生部員が無断で食べたことを認めたため、そのことに激昂し、部員が謝罪しているにも関わらず「謝って済む問題やないんや」などと言って、指導という名の暴力とも言える技をかけ続けたということです。
たかがアイスクリームを食べたからという理由だけで、背骨が折れるまでの技をかけ続けた理由とは何だったんでしょうか。アイスクリームを無断で食べられた怨み？それとも普段からこの生徒と相性が合わなかった？理由は何であれ、たったこれだけの理由で大怪我を追わせた責任は重たいと思います。話では普段は温厚な顔をしていたということですが、キレると豹変する一面を持ち合わせていたとか。前任の学校でも体罰問題を引き起こして謹慎処分を受けて、謹慎処分が明けて新たに赴任した学校でこのような事件を引き起こして、警察も危険性を察知して、即逮捕となったわけですが、こういった人物は教員免許を剥奪し、柔道連盟も指導者としての資格剥奪の処分を課すべきだと思います。
黒帯の有段者が、まだ体が成長しきれていない子供に対して、このような事をすれば、最悪死亡する可能性もあるわけで、指導者というより、大人として、人間としてどうなの？そう思う私です。教育者としてマジでありえないと思いました。
