今日は高気圧に覆われて綺麗な夏空が広がった山口県地方。昨日も昼過ぎから天気が回復してたので、「今日あたり梅雨明け宣言が出るかもなぁ」と思ってましたが、思った通り梅雨明け宣言が気象台から発表されました。
今年の梅雨は山口県内では梅雨入りがほぼ平年並みだったんですが、梅雨明けは遅れましたね。平年よりも半月ほど長くかかりました。
それにしても今年の梅雨は「ゆく降ったなぁ」というのが正直な感想です。九州の球磨川が氾濫して、人吉市や球磨村、芦北町・八代市などの流域で大きな被害が出ましたし福岡県の大牟田市や久留米市で筑後川が氾濫して浸水被害が出たり、長野県や岐阜県で猛烈な雨が降ったり、山形県の最上川で氾濫が発生したりするなどの多くの被害を残しました。被害に遭った地域はまだまだ復興の途上であり、梅雨が明けると今度は復旧作業は暑さとコロナ感染症との戦いとなります。被災地域が一日も早く元に戻ることを祈るばかりですが、ここまで被害を大きくした一因は、やはり温暖化の影響でしょう。もはや一刻の猶予もなく温暖化対策をしなければ、後戻りのできないレッドゾーンに足を踏み入れてしまう結果になりかねません。人間が快適さばかりを追い求めて、電力などのエネルギーを過剰に使い続けた結果が今日の大雨や大型台風の相次ぐ接近などに表れているのだと思います。もう少しエネルギーの使い方について考え直す必要があると実感したつゆでした。
