2020年夏のオリンピックが東京に決まったのが2013年のブエノスアイレスでのIOC総会でした。あれから7年が経って、残り一年を切った状態で勃発した新型コロナの世界的な大流行。これによって、開催が一年延期されて、東京オリンピックを目指して頑張ってきたアスリートの皆さんにとって、非常に重たい決断を迫られたのではないかと思います。開会式を私も楽しみにしていたので、それが来年まで見られないというのは残念です。このコロナの流行がなければ、万全な状態でオリンピックが迎えられたのだと思うと、本当にコロナウィルスが恨めしいですね。
今は感染が収束するどころか、拡大に勢いがついていて、加速度的に感染が世界中で広がっています。早くワクチンや特効薬が開発されない限り、来年の開催も危ぶまれるのではないかと思います。
アスリートの皆さんから見れば、この大会に出場するためにすべてをかけてきていると思うので、開催してほしいという思いも強いと思います。でも、感染が収束しない限り、感染爆発が起こる可能性もあり、私個人的には、来年の開催も難しいのではないかなと思います。感染防止と競技の両立をいかにして目指すのか、難しい舵取りが求められますね。来年もし、無事に開催できるのであれば、私はご当地アスリートの、石川佳純選手と、大野祥平選手の活躍に期待したいです。
