今も大きな社会問題となっているDV( ドメスティックヴァイオレンス(配偶者間暴力))。そのDV行為をする側の心理ってどんなものなんでしょうか。元嫁とのDVを経験した者として少し考えてみました。
元嫁が私に対してDVをするようになったのは、統一教会に狂って、統一教会こそが正しい宗教であり、人類救済の道であると教え込まれた元嫁は、その教義を私に対しても押し付けようとしてきましたが、私はあらゆる宗教も、神や仏の存在も信じない生き方をしてきましたので、とてもじゃないですけど相いれないものでした。元嫁としては家族のため・家庭のためを思って一生懸命やっているのに、神を信じないのは自堕落な人間だという思いもあって、意地になって出もその統一教会の教えを私に信じ込ませようとしてましたが、無理やり信じ込ませようとすればするほど、ますます私は頑なに拒否するようになり、元嫁はさらに意地になって教えを押し付けようとして軋轢が生じ、それが精神的なDVへと発展していきました。罵声や罵倒を浴びせるのも、私が正しい宗教を信じるようになってほしいからだと言っていましたので、恐らく自分がDVをしているという認識はなかったのではないかと思います。私がひそかにセットしておいたICレコーダーに録音しておいた彼女のヒステリックに暴言を吐き捨てる声を聞いた皆は「何これ…。信じられない…」と言っていましたし、離婚調停の場で、最初元嫁の方が一方的に離婚を宣告された被害者だという主張をしていたことに対して、同じようにICレコーダーに録音されていた音声を調停委員に聴かせると元嫁の主張が全くの嘘でたらめだという事が発覚し、調停委員の方々も言葉を失ってましたからね…。
このことから考えると、恐らくDV加害者というのは、自分がDVの加害行為をしているという認識は持っていない人がほとんどだろうと思います。なぜなら、それは相手のため、家族のため、家庭のために仕方なくやっているんだという思いというか、そういう認識だからです。だから自分は非難されることは何一つしていない。そう考えています。現に元嫁は自分は悪い事はしていないと、私や私の家族の前、調停委員の前でも言ってましたからね。そして、DV行為を働いた私や、虐待を加えた息子、散々引っ掻き回された私の家族や親せきに対する謝罪の言葉は何一つなかったですからね。
そういえば元嫁がよく言ってましたね。「私が自分の主人をバカにするのは、私のお母さんがお父さんのことをバカにしていたからです」って。それを私や、私の家族の前で普通言うかなぁ…？
