先月、千葉県内を走るJR外房線の電車が脱線した事故がありましたが、警察や国の運輸安全委員会が詳しく脱線原因を調べた結果、置き石が原因だったことがわかり、目撃情報などから10歳の男児が脱線下電車が現場を通る直前に線路から離れるところが目撃されており、この男児を児童相談所に通告したということです。
調べに対して、「実験のつもりでやった」などと述べているそうで、更に詳しい経緯を調べる方針です。
私も以前、JR越美北線に乗っているとき、運転席のすぐ後ろで、前方の景色を眺めていて、越前大野駅の手前で、置き石があるのを見つけて、思わず「危ない」と叫んだことがあり、車両が石に乗り上げてガリガリーッという音がして、脱線するんじゃないかと思ったことがあります。幸い駅に停車するため、かなりスピードが落ちていたため、脱線することなく、無事に駅につきましたが、このような事は、単なるいたずらでは済まされず、列車の安全な運行を妨害したとして、重たい罪に問われます。外房線の場合も死傷者は出ませんでしたが、車両の修繕費や線路の復旧費用、復旧作業に関わった人たちへの賃金の支払いなど、莫大な額の損害賠償請求がなされます。絶対にこのようないたずらは、やめてもらいたいです。
