sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

雑学クイズ科学編

 まずは前回の答え合わせからです。前回は北極星は何故、将来的には天の北極からずれるかを当てる問題でしたが、答えは地球の歳差運動と呼ばれる現象によって、地軸が26000年周期で少しずつずれているためでした。この歳差運動は、簡単に言ってしまうと、勢いの衰えたコマに例えることができます。地球は勢いの衰えたコマのように少しずつ地軸の傾きを変えながら自転しているため、北極星の位置が変わってしまうという事でした。じゃあ、今の北極星が再び北極星として天の北極で輝くのかというと、これもまた違っていて、それぞれ星は固有運動をしていて、星は高速で宇宙空間を移動しており、正座を形作っている星も含めて、星は違う方向に移動しているため、何万年もたつと、今の星座とはかなり違った形になってしまいます。なので、26000年後に北極星は天の北極近くにやってきますが、今ほど正確に真北に位置することはないというのが正解です。

 

 では今回の問題。今回は惑星の公転に関する問題です。太陽系を真上から見ると、太陽系の惑星は皆反時計回りの方向に太陽の周りを公転していますが、その理由は何故でしょうか。また、惑星の周りをまわっている衛星も、惑星の引力にとらわれたごく一部の衛星を除いて、反時計回りに回っていますが、その理由を当ててください。これは高校レベルの物理の知識があれば解ける問題かなぁ。