sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ラグビーワールドカップが残してくれたもの

 この前の土曜日に、アジアで初めて開催された、ラグビーワールドカップ日本大会は、南アフリカの優勝で幕を下ろしました。日本での開催に初めは盛り上がりに欠けるのではないかという疑念の声も聞かれましたが、いざ始まってみると、どの試合会場も大勢の観客が訪れていて、テレビの視聴率もかなり高かったとか。このワールドカップで、ラグビーの面白さ、迫力などを知ったっていう人も多いんじゃないでしょうか。私もその一人で、ラグビーってこんなに素晴らしいスポーツなんだって初めて知りました。

 ラグビーは、外国出身の選手でも一定の条件を満たせば、その国の代表としての出場資格を得ることができるというルールがあるそうなんですが、この大会で戦った日本代表の選手を見ても、リーチ・マイケル主将がニュージーランド・トンプソン選手がイギリス・グ・チオン選手が韓国など、多くの国の出身選手がいて、それぞれの文化や風習などの違いを乗り越えて、一つの目標に向かって進んでいく姿には感動しましたし、南アフリカの選手たちは黒人や白人と言った人種の違いを乗り越えて、一つにまとまって素晴らしい結果をもたらしました。

 このことからスポーツの世界には国家の違いや人種の違いなどは関係なく、あるのは平等で公平なルールのもとに、真剣勝負で戦って、試合が終わればお互いの健闘をたたえ合う。それがスポーツの素晴らしいところなのではないかと思います。ところが、外に眼をやると、国家元首の多くが自分の国の国益や儲けばかり考えていて、他国や、他の人種を排除しようという空気がはびこっています。スポーツの世界では一つにまとまって、同じ目標に向かっていくことができるのに、なぜ他のことではそれができないのか…。今回のラグビーワールドカップでは、人種の違いや国家の違いなどにとらわれていてはいけない・我々は皆人類として、一つにまとまらなければいけない・結束することの大切さを教えられたような気がします。

 この大会で得られたレガシーを次の世代に引き継いで、さらによりよい社会に発展させていくことが、次の世代に残すべき大切なものではないか。そんな気がします。

 これが終わると今度は野球のプレミア12、さらには来年の東京オリンピックパラリンピックという大きなスポーツの国際大会が続きます。各スポーツ選手の頑張りを全力で応援したいな。そう思わずにはいられない私です。